大阪には歴史と風土に育まれてきた多くの伝統工芸品が今日まで受け継がれています。

これらは、昔ながらの手作りで丁寧に製造されてきており、使う人々の生活に安らぎと潤いをもたらしてくれます。

このような「大阪の伝統工芸品」を皆様にご紹介します。

伝統工芸品であることを皆様に知っていただくため、次のようなマーク表示制度が実施されています。

経済産業大臣指定伝統的工芸品ついて

昭和49年5月25日に施行された「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づき、経済産業大臣が指定するもので、次の要件が必要です。

  • 主として日常生活に使われるもの。
  • 主要工程が手作業であること。
  • 100年以上の歴史を有する伝統的技術技法により製造されていること。
  • 100年以上継続的に使用しているものと同一の原材料を使用していること。
  • 10社以上、又は従事者30人以上の産地を形成していること。

経済産業大臣の指定を受けた「伝統的工芸品」に表示される「伝統マーク」です。

大阪府知事指定伝統工芸品について

昭和60年4月1日に施行された「大阪府伝統工芸品の指定に関する要綱」に基づき、大阪府知事が指定するもので、次の要件が必要です。

  • 主として日常生活に使われるもの。 主要工程が手作業であること。
  • 100年以上の歴史を有する伝統的技術技法により製造されていること。
  • 100年以上継続的に使用しているものと同一の原材料を使用していること。

大阪府知事の指定を受けた「大阪の伝統工芸品」に表示される「大阪の伝統マーク」です。